社長コラム

【月刊あめのもり】2022年3月「こんな時だからこそ、あえてのライト、あえての誰得。」

雨森武志

雨森 武志

UPDATE 2022.03.31

こんにちは、アイタイスの雨森です。

本日配信されたメルマガでは、
スタッフの西村の退職に関する話がメインテーマでした。

それに伴って、この月1コラムに関しても、
彼に向けたメッセージを書こうかなと思いましたが、
それは来月に回す(あくまで予定)ことにしました。

なぜなら! 現在、3月31日の未明で、このコラムは数時間後には公開されます。
いつもの通り、締切ギリギリで、今から深い内容の原稿を書くガッツがないのです……。

「そんなことだから、信頼していた部下が転職するんだ!」
と言われると弁明のしようもございません。

は〜、いつになったら余裕を持ってこのコラムを仕上げられるようになるんだろうか……。

ということで、ライトに行きましょう。ライトに。
今日のお題は、ずばり「手帳リニューアル」です。

過去の“手帳記事”、覚えている方はいますか?

過去のコラムを見てもらっている人は分かっているかもしれませんが、
僕は重度の手帳マニア

スタッフ間でスケジュール共有をするためにグーグルカレンダーも使っていますが、
基本的には紙の手帳に日々の予定を書き込みながら、スケジュールやToDoを管理し、
同時に生活の質を高めるための情報やメモを書いていきたいアナログ派。

だから手帳はとても大事です。

手帳への思い入れが強いが故に、
過去にはデルフォニックスのスタッフの方と手帳談義に
花を咲かせたこともあります。


愛用品その3【ダイアリー(デルフォニックス)】1/3

そんな僕が昨年(厳密には2020年の年末)試みたのが、オリジナルの手帳づくり
自分が使いやすいフォーマットをパワーポイントで作成し、
それをプリントアウトして、まとめて持ち歩くというやり方です。

詳しくは過去のコラムから。
小学校4年の時から自作の手帳(的なもの)を持ち歩いていることが分かりますね。
なんとキャリア30年!


【月刊あめのもり】2021年1月「脱〇〇宣言!(前編)〜あの日から30年が経って〜」


【月刊あめのもり】2021年2月「脱手帳宣言!(後編)〜快適な書き書きライフがそこに〜」

そうして出来上がった2021年の手帳を1年間使いつづけ、
いい面、悪い面を考えながら2022年度はリニューアルを行いました。

今日のコラムは、それを簡単に紹介するという誰得な内容でいいでしょう(いつもだけど)

旧WEEKLY

先ほど紹介した過去のコラムを見てもらった方はわかると思いますが、
僕のオリジナル手帳は、『WEEKLY』と『MONTHLY』の2つからできています。

まずはその『WEEKLY』をどう変えたかを見てみましょう。

これが2021年版。過去のコラムで使った画像を転載しながら見てみましょう。

このレイアウトにはいくつかのポイントがあります。

1日を4分割する

1日の時間帯を区切って、それぞれの時間にどの案件に着手するかを細かく決めるための工夫です。

「GROWING」と「for i-tie-s.com」

たとえば「自社の事業戦略を考える」といった、とても大事だけど締め切りがないが故に、
なかなか着手しない“非クライアントワーク”を確実に進めるための工夫です。
※でもこれは功を奏していない。

ToDoリスト

ひとつの案件の中のToDoを、できるだけ細かくブレイクダウンして書きこむための工夫です。

社内連絡とプライベート

毎週金曜に行う通称「週1ミーティング」でスタッフに伝えることと、
プライベート(主に家族に関すること)でのToDoを書く欄です。

SHOPPING LIST

僕は「土日以外はアマゾンや楽天で買い物をしない」というルールを自分に課しているので、
ほしいと感じたものは、いったんここに書いていくことにしています。

いま、どのへん?

1年間の52週を可視化したものです。
52個のチョボチョボが並んでいて、今週がその何番目に当たるのかがなんとなくわかるようにしています。

新WEEKLY

ではこのフォーマットを1年間つかってきた上で、
改良を加えた2022年の『WEEKLY』を見ていただきましょう。どーーーーん!

変更点

52個のチョボチョボを削除(まったく意味がなかった)

ToDoを調整(上にその週に進行している案件一覧、下にそれぞれの細かいタスク)

右下の『NOTE』の部分をチェックボックス風に(けっきょくここもToDo管理になるから)

という感じで、さらに使いやすくなっております。

もう一度、2021年版。

そして2022年改良版。

並べてみると、こんな感じ。

ちょっとした変化ですが、より自分に合ったものになっております。

旧MONTHLY

続いて『MONTHLY』にいきましょう。2021年版はこちら。同じく過去のブログからの転載です。

これもポイントがいくつかありました。

PROJECT ON GOING

常に膨大な数の案件を同時進行させているので、
それが一度に見られるようにするためのエリアです。
計12個の案件が書けるようになっています。

ATTACK LIST

これは営業リストというか、お声がけリストというか、提案したい内容があるクライアントを書き出すところです。

MIND SET

この月に、特に意識すべきことや心がけなどを書くエリアです。

今月の見出し的な

上にある『MIND SET』と似ていて、この月の見出しみたいなものを書く欄です。

新MONTHLY

ではWEEKLYと同じく、改良された2022年版のMONTHLYを見てみましょう。またまたどーーーーーーん!!!!!

変更点

月曜の横にエリアをつくった(該当の週に、どの案件に着手するかをあらかじめ確認するため)

土日の幅を狭めた(月〜金と比べて、書くことが圧倒的にすくないため)

『MIND SET』エリアを『NEXT MONTH』に変更(見出し的なところに心がけは書けるから)

△□○をつけた(「□は外出ありの日」などルールを設け、該当する場合は塗りつぶす)

以上の改良を加えることで、よりいっそう使いやすくなっています。

改めて、これが2021年版のMONTHLY

そしてこっちが2022年版。

並べてみると……

すこし変わっていることが分かりますね。こちらもとても使いやすくなりました。

最後に……

2021年は、WEEKLYとMONTHLYをプリントアウトして、『HINGE』というアイテムに挟んでいました。
簡単にいうと、ファイルというかバインダーみたいなものですね。

去年つかっていた『HINGE』を開いた状態がこれ。これも過去のブログからの転載。

写真の左の部分が折り重なった状態になっていて、
その隙間に紙をさっと挟むだけで使えるので、とても便利ではあったのですが、
A4サイズ1面分しか見えないので(何枚か挟むことはできる)、MONTHLYはWEEKLYの下に入れるしかありません。

また僕の使い方が荒かったのか、HINGE自体が波打つ感じでヘロヘロになってしまい、
2021年の後半は、すこしストレスがあったのも事実。

「“側(がわ)”も変えたいな〜」と検索している中で、うってつけのものに出会います。
それがピアノの譜面立て

画像はamazonより

これは開くとA3サイズになり、つまりA4を2枚挟むことができるバインダーのようなもの。
外の素材がかなり固いので、HINGEの時の“ヘロヘロ問題”も解決できます。

また上下にあるフィルターのようなもので紙を挟むので、
HINGE時代に見られたペロっと紙が抜けることもありません。

左にWEEKLY、右にMONTHLYで運用。4月はすでにスケジュールが書き込まれているので、ちょっと先のものを入れてパシャリしました。

この譜面立てのもうひとつメリットがあります。
それは上下にある紙を挟むための透明フィルター部分にふせんを貼ると、
週をまたいで、また月をまたいで、貼ったままにできるということ。

紙の上に貼ってしまうと、そのタスクを終わらせられないまま翌週、または翌月を迎えた時に、
貼り直さないといけません。その煩わしさも解消できますね。

いや〜、最高だ、これ

僕は趣味でピアノを弾くので、そういう意味でも、相性がよかったのかもしれません。

はい、今日はここまで。

新人の川島が担当しているアイタイスのインスタでも、
僕の愛用品としてこのオリジナル手帳の改良版が紹介されていますね。

彼の励みにもなると思うので、みなさん、フォローをよろしくお願いします。

あともしこのスケジュールのフォーマットがほしい人がいれば、
PDFでファイルをお渡ししますので、お気軽に連絡をください。

では、また来月に。次は“ライト”でも“誰得”でもなく、
愛する部下への惜別のメッセージとなるのでしょうか……。

Editor’sNote

雨森武志

雨森 武志

五反田に小さなオフィスを構えるブランディング&クリエイティブカンパニー、アイタイスの代表です。

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