新人ライター奮闘中

【レビュ・トレ】1本目 映画『きみに読む物語』

塩浦教平

塩浦教平

UPDATE 2020.02.18

こんにちは。アイタイスの新人・塩浦です。このたび、一人前のライターになるための修行として、映画や小説のレビューを書いていくことにしました。目標は、2020年内に100本! もし気になる作品があれば、みなさんもぜひチェックしてみてくださいね。

永遠の愛。それはどこから生まれる?

ロマンス小説界の巨匠、ニコラス・スパークス。数々の大ヒット作品を生み出してきたベストセラー作家です。中でも2004年に映画が公開された『きみに読む物語』は、彼の代表作として知られています。15年が経った今でも色褪せることのない物語を紐解いていきましょう。

本作をはじめて見たときに感じた大きなテーマ。それは“永遠の愛”というものでした。そして、人生という限られた時間の中で、それを発見するために、ある1つのキーワードが登場します。

それが「きみは、どうしたい」という言葉。

特に印象的なシーンは、主人公のノアとヒロインのアリーが、クラブから帰るときです。家柄やさまざまなしがらみから、自らの思いを抑え込む彼女に、ノアは道路の真ん中で寝転んで見せ、一緒にやろうと言います

普通に考えたら、かなりイカれた人ですよね(笑)
当然、彼女は周りの目を気にして、危ないし、普通じゃないと思い断ります。
そこでノアが放つのが、「きみはどうしたい」という言葉。他の人がどうとかではなく、本当の気持ちを聞いたのです。

ノアはなぜそんなことをしたのか? それは、“普通”とか“当たり前”であることばかりを考えて、自分の意思を尊重できないアリーに、
自身の思いに素直になる大切さを伝えたかったのだと思います。
人の目を気にすることなく、はじめての恥をかいた彼女は、少しずつ変わっていくことになるのです。

重要な場面で、必ずと言っていいほど、ノアが「きみはどうしたい」と尋ねます。そして、その答えの通りに物語が展開していくのです。
どんな苦境でも、性格が合わなくても、相手を思い続けたノアだからこそ、アリーに変化を与え、愛し合うことができたのだと思います!

「きみは、どうしたい」

アリーの人生を変えた、このひと言。これからご覧になるかたは、注目してみてくださいね。

恋愛映画を観たあとって、なぜだか自分も恋愛がうまくいくような気がしますよね。
“相手のことを思いやる”。素敵な作品から学べることっていっぱいあると思います。

それでは、また次回お会いしましょう!

作品概要

タイトル:きみに読む物語

監督:ニック・カサヴェテス

原作者:ニコラス・スパークス

出演:ライアン・ゴズリング/レイチェル・マクアダムス 他