社長コラム

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【月刊あめのもり】2025年10月「さぁ今日も、「〇〇〇〇パトロール」に出かけよう。」

雨森武志

雨森 武志

UPDATE 2025.10.31

みなさん、こんにちは。アイタイスの雨森です。現在時刻は4時20分。今日も例にたがわず公開日の朝方にこのコラムを書いております。なんとかここから1時間半ほどで仕上げるのが目標です。

さて先ほど配信されたメルマガでは、我が家の小学2年生の娘と年長さんの息子からの徹底した“ヒアリング”の結果、パパ(=僕)の好きなものの第3位が「文房具・手帳」に決定したといった内容を書きました。

そうです。僕は大の文房具好き。筆記具にノートや手帳、その他ハサミやノリなどを含めた文房具全般が大好きで、文房具のことを考えるだけでとてもワクワクしますし、雑貨屋さんなどに行くと必ず文房具コーナーで長い時間を費やします。

そんな中で今回スポットを当てるのは「ふせん」。家族で百均に行く度に新しいタイプが出ていないか、入念な「ふせんパトロール」を欠かさないくらい「ふせん」を愛してやまない僕が、普段お仕事で使っているもの、そして買ったけれど意外と使い勝手が悪くて使わないままになっているものなどを紹介していきます。

無印良品「ミシン目入りロール付箋紙」「ミシン目入りマスキングテープ」

こちらが「ミシン目入りロール付箋紙」。任意のリスト数で切ることができます。

こちらが「ミシン目入りマスキングテープ」。これはもうめちゃくちゃ使います。

まずは行くたびに「ふせんパトロール」を欠かさない無印のものから。最もよく使っているのがこの2つです。「マスキングテープ」は厳密にはふせんではないですが、ふせん的な使い方をしているので、採用しました。

「ミシン目入りロール付箋紙」に関しては、TO DOリストとして、LACONICの手帳に貼って使います。何ヶ月か前に「手帳を刷新した」ことをこのコラムでお伝えしましたが、進行中の案件やTO DOを整理進行中の案件やTO DOを整理するために、マンスリーページとウィークリーページの両方に、毎月・毎週貼ることで、1ヶ月、そして1週間が始まります。

こちら、マンスリー。クライアント名がたくさん入っているので、ぼかし気味でいきます。

こっちがウィークリーです。今週着手するものだけをピックアップして書き込みます。

「ミシン目入りマスキングテープ」はさらに汎用性が高く、めちゃめちゃ頻繁に使います。マスキングテープなので当然きれいに剥がせて、さらにミシン目つきなので切るのも簡単でストレスフリー。クリアファイルに案件名を書いたり、忘れてはいけないことをメモとして貼っておいたり、とかなり重宝しています。

例えば自宅のパソコンには、「夜のお菓子 禁止」という注意書きが。お恥ずかしい、、、

ちなみにこの2つはなくなると困るので、これだけのストックがありました。

買っても買ってもなくなるので、これくらいは必要です。

使い勝手:★★★★★

マークス MARK’S「水性ペンで書けるマスキングテープ フレーク」

1つの中に、3タイプのふせんが入っています

こちらもなくなるたびに買うもの。同じくTO DOを整理するために使っています。これの特性は下の紙がうっすら透けること。手帳の上に貼ることが多いのですが、透けるので貼る場所を限定せず、スペースが有効活用できます。

手帳のウィークリーに貼っているところ。うっすら透けているのが分かりますでしょうか。

マイナス点が1点だけあって、それはノリの面についている「はくり紙」が少しめくりにくいこと。ふせん自体が透けるくらい薄いので仕方ないのかもしれませんが、毎回手こずります。なので★は4つで。

使い勝手:★★★★☆

伊東屋「リーガルスティッキーメモ 49*75」と、名もなき「TO DO」ふせん紙

赤と黄色のパキッとしたコントラストがカッコいい。

伊東屋のものはMOMAでの取り扱いもある名作です。これらもTO DOメモとして使っていますが、どちらかというと手帳ではなく、見える場所に貼ることが多いのがこの2つです。

こちらはウィークリーに貼っているところ。

ちなみに下にある画像は、「名もなき〜」の方を使った僕の仕事中の“心得”。パソコンにずっと貼ってあって、これを見たスタッフに「ストイックですね」と言われましたが、違います。ストイックじゃないから、こんなものを貼らないといけないんです(笑)

受験生みたいですね(苦笑)

難を言うと、伊東屋のものは少しお値段が張ること。僕は「超」がつくほどの貧乏性なので、ちょっと相性が悪いです……。ということで、そこを差し引いて、★4つ。

使い勝手:★★★★☆

ロルバーン「スティッキー ダイアリー用スリム」と、名もなき小さな付箋

こちらがロルバーンのもの。デルフォニックスの名作手帳「ロルバーン」の1マスのサイズに合わせた寸法(だったはず)です。

手帳に貼るふせんは、小さければ小さいほど他の情報と干渉せず、使いやすくなります。ただし「ふせん 小さい」などで検索しても、出てくるのは基本的に細長いものばかり。そんな中で重宝しているのが「4:3」くらいの比率のこれらです。

なにかと重宝するこのサイズ。小さいからこそ、かなり汎用的に使えます。

強いてこの子たちのマイナスポイントを挙げるなら、糊付け部分の面積が狭いからか、少し粘着力が乏しく感じることでしょうか。角が丸くないので、使っている中で手を引っかけてしまって、ポロっととれることがよくあります。

ふせんは「一時的に目に見えるところに貼って、役割を終えると剥がして捨てる」という用途と、手帳などに貼って「ずっと残ってほしい」場合があって、後者で使う際に剥がれてしまうと結構なストレスです(だったら「ふせんじゃなくて、手帳などに直接書けよ」と言われそうですが、それもまた違うんです……)。それを鑑みて★は3つに。

使い勝手:★★★☆☆

STALOGY「貼ってはがせる カレンダーシール」

全面がシールになっていて、ふせんではないですが、きれいに剥がすこともできます。

こちらは現在は使っていないもの。大好きなステーショナリーブランド『STALOGY』の少し大きめなふせん(シール?)です。

僕は毎月レギュラーでたくさんの原稿を書いているので、それらの締め切りだけをまとめて見られるものを……という思いで、かつてはこれを同じく『STALOGY』のノートに貼ることで運用していました。

もう半年ほど使っていない大き目のシール。ほぼA5サイズあります。

そのシールを貼っていたノートと、同じSTALOGYのシャーペン。両方、大好きな赤で。

今は前述の通り、手帳を刷新してガントチャートを使っているので、そこで管理するようになり、お役御免となっています。

これはノートにも言えることですが、このシールも紙質が非常によくてとても書きやすいのがポイント。あと一般的なふせんと比べてサイズが大きいので、はくり紙をめくるのが気持ちいいです(笑)。今は使っていないので、★はひとつだけ減らしました(←自分勝手!)

使い勝手:★★★★☆

無印良品「書きこめるしおり インデックス付」

2025年から発売がスタートした比較的新しい商品です。

こちらもふせんではないですが、ふせん的に使っているもの。

何度も書いている通り、数ヶ月前に手帳を刷新し、今は「マンスリー」「ウィークリー」「ガントチャート」の3冊を無理やりひとつのフォルダーに挟んで運用しています。

その3つそれぞれ、現在のページをパッと開くことができれば効率性がかなり上がるかなと思い、使い始めました。

こちらマンスリー。気がついた時に「日々の心がけ」を書いていきます。

こちらがウィークリー。今ほしいものを書いています。

こっちはガントチャートで、ここには進行中案件を書いています。相変わらず、多すぎる! ちなみに下のグラフは体重と睡眠時間の記録。

もちろん「しおり」としての機能もバッチリ。

その名の通り「書き込める」ので、「進行中案件」「日々の心がけ」「ほしいものと、それらをいつ買うかの予定」を書き込んでいます。手帳は1日に何度も開くので、ここに書いてあれば何度も目につき、かなりいい感じです。

本当に無印は、かゆいところに手が届く商品を世に放ってくれますね。

使い勝手:★★★★★

無印良品「半透明マーキングテープ」

できればあと2色くらい追加してほしいのが本音。

最後も無印。小さな丸いシールで、これもいわゆるふせんとは違って、上から書き込むものではありません。この商品は3色入りで、僕の場合はその3つにそれぞれ意味をつけていて(「外出のある日」とか「カメラマンの動ける日=撮影が可能な日」とか)、マンスリー手帳に貼っています。

視覚的にすぐに情報が入ってきて、非常にいいですよ。

昔は日付の部分に丸を付けたり、線を引いたりして識別していましたが、このシールはとても便利です。

使い勝手:★★★★★

その他、あまり使っていないもの

このコラムを書きながらパッと出てくるものだけで、これだけありました。無印や百均、フライングタイガーなどのものが見られます。

収納などを見れば、この倍は出てくるはず。注意せねば……。

やはりふせんは基本的には非常に安価なので、「ん? これは使いやすいのでは?」「お、新しい!」と思うと、すぐに買ってしまうのが僕の悪いクセ。結果的に、さまざまな理由で使わないままに放置……みたいなことも少なくありません。あまりよくないですね。

はい、今日はここまで。

お仕事に関係することばかりで、ふせんに書いてあることや、それを貼っている手帳などがきちんと見せられないので、ちょっと分かりにくい感じになりましたが、まあいいでしょう。

ふせんに限らず、やはり文房具はいいですね。“機能ありき”でつくられてはいますが、デザインにも凝っているものが多く、それでいて洋服やインテリアなどと比べると高くない。かつ仕事で使うものなので、触れる機会も多く、持っていることで満足感と“相棒感”がどんどん醸成されていく感じがたまりません。

ちなみに新しく採用した手帳に関するコラムはこちらから。


【月刊あめのもり】2025年7月「大河ドラマは、まだまだ続く」

みなさんもオススメのものがあれば、ぜひ教えてください。

ではまた。

Editor’sNote

雨森武志

雨森 武志

五反田に小さなオフィスを構えるブランディング&クリエイティブカンパニー、アイタイスの代表です。

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2,199(税込)

レビュー

365日、幅広い用途で使えます。 時刻を表す数字、日付と曜日、そしてグリッドという最低限の要素だけを載せたシンプルなノートです。 薄い紙を採用しているため、薄く、かさばらず持ち運べます。