【月刊あめのもり】2024年８月「数少ない教えを胸に（※別にまだ死んでない）」
UPDATE 2024.08.30
みなさん、こんにちは。雨森です。会社が６周年を迎えたので、遊びでロゴを「６」っぽくしてみると、『Beats』のロゴみたいになりますね。
と、そんなことはどうでもよくて、毎月、末日に公開しているこのコラム。そして毎月、公開日当日の早朝に書いているこのコラム。
更新するのが大変で大変で（ちゃんと前もって準備すればいいだけの話・爆）、しかも今月は末日が週末なので、「あかん！ もうそれを理由にお休みしたろか！」と、カレンダーの並びにキレる自分と、「いやいや、仮に30日・31日が平日だったとしても、毎回ギリギリまでやらないくせに！」となだめる自分が戦っている4時47分です。
ではいつもの通り、告知から。今日も『振り返りインスタライブ』、やります。12:30から行いますので、ぜひご覧になってください。
さて、先ほど配信されたメルマガにも書いた通り、弊社のワークスページを少し整理しました。今回は４つある事業の中から１つずつをピックアップして、紹介してみましょう。
ブランドコンサルティング事業
企業やサービスの軸となる価値を定め、然るべき相手に対して発信する上で最適なカタチになるよう言語化〜ビジュアル化する取り組みです。主たるアウトプットのカタチとして「経営理念の策定」がありますが、それは外に出す会社、出さない会社、それぞれなので、今回の改変で、弊社サイトのワークスからは除外しております。
このカテゴリ、「アイキャッチにロゴを撮影したものを載せる」という縛りをもうけてしまったが故に、言葉の部分だけを扱った事例が載せられないという問題が勃発しており、あとは終了したサービスを除外するなどして、「10」個まで絞られました。
ここでピックアップするのは、『株式会社ベルモ』がリリースした練り香水ブランド『MY METHOD』です。
というのも、最近、このロゴに似たものが登場しましたよね。いま「ハッ！」と気付いた方もいるかも知れません。そうです。今年になってから、おなじみ「Tポイント」と統合された『Vポイント』です。
色こそ違えど……
我々がつくった『MY METHOD』は「M」を、そして『Vポイント』は当然「V」を模したもので、成り立ちは違うのですが、構図が似ていて驚きました。
モダンながら、普遍的。素晴らしいデザインです。
ちなみに『MY MEHOD』に関しては、「M」をモチーフにしながら、香水の原料でもある「お花」も想起させるカタチで、非常によいロゴですね。ロゴができたあと、パッケージやブランドサイトもお手伝いさせていただいております。
クリエイティブソリューション事業
主に上にある「ブランドコンサルティング事業」の次に来る工程であり、「ブランドコンサルティング事業」で定めたものを実際に表現〜発信していく取り組みがこちら。アウトプットのカタチはWEBサイトも紙もあり、今回の精査で「18」個、残りました。
ひとつピックアップするのは、石川県の輪島にあるカフェ『KALPA』のサイトです。制作は確か2021年。まだ歩くこともできていなかった長男を含めた家族とカメラマンと長時間の車の旅を経て、撮影に行った記憶があります。
ピックアップしたのには、特別な理由が……。
しかし今年の元日におきた『令和6年能登半島地震』によって、お店があった『輪島朝市』周辺は壊滅状態に。カルパも閉店状態です。
あの日から、なんとかお手伝いできることはないかと思い、店主である八重門さんと何度かオンラインで話をしていた経緯もあり、応援の意味も込めてこれをセレクトしました。
メディアマネジメント事業
こちらはいわば『クリエイティブソリューション事業』の中から「メディア」の性質を持った事例を取り出したもの。わざわざ事業化しているのは、僕がメディア系のお仕事が好きだからです。
ここからピックアップするのは、もう今はなき『ESP STUDENT BANK』にしましょう。
学生たちのいきいきとした表情が印象的でした。
僕自身が講師を務めていた専門学校が運営していたオウンドメディアで、僕の指揮のものと、制作を担当したのも、撮影をしたのも、すべて僕の教え子であるこの学校の卒業生たち。デザインもコンテンツも素晴らしく、学内でも大好評のメディアでした。
ちなみに現在、我々が運営のお手伝いをしている追手門学院中学校・高等学校の『O-DRIVE』も、このメディアを原型としています。
残念ながら閉鎖されてすでに数年。今となっては弊社サイトの事例ページにしか痕跡がないので、もうこのメディア自体は見ることはできませんが、セレクトしてみました。
フォトスタジオ事業
かつて社員にカメラマンがいたこと、そして狭いながらいつか事務所の一部をスタジオ貸しできればな、なんて目論みから事業化したのがこちら。主に『クリエイティブソリューション事業』の制作の工程の中から撮影の部分だけを切り出したものになります。
今となっては事業の定義自体が芯を食っていない感があり、事業自体も存続させるかどうか非常に迷ったので、ここでのピックアップはなし！
はい、今日はここまで。
今日も時間の都合もあり、あっさりした内容でしたが、まあいいでしょう。
今回、忙しい中で“事業仕分け”を行ったわけですが、「事業仕分け」と言われて思い出すのが、蓮舫さん（ちょっと古いですが）。そしてその蓮舫さんも立候補しているのが再来週に行われる東京都知事選です。めちゃめちゃ盛り上がっていますね。
僕は前職である安芸高田市長だった時から推していた石丸さんが立候補を表明したタイミングで「ウヒョーーーーー！」と沸き立ったのですが、どんどん“きな臭い”情報が出てきて、そこに暇空茜さんが登場し、“キワモノ”ではありながらも「あれ？ あり？」と思って現在に至る、といったところです。
とはいえ現職である小池さんが出てきたタイミングで、「ああ、これは決まりかな」と落胆したのも事実。小池さん、大学の先輩ではありますが……。
ということで決戦は約10日後。こんなに心弾む（変な表現ですが）都知事選は、僕が生きている間はもうないような気もしております。結果が楽しみですね。
ではまた。
Editor’sNote
五反田に小さなオフィスを構えるブランディング＆クリエイティブカンパニー、アイタイスの代表です。