みなさん、こんにちは。
言わずもがな、公開日の数時間前にキーボードを叩く雨森です。
時間の価値を説いた名言として、こんなものがあります。ご存知ですか?
1年の価値を知るには 卒業試験に落ちた学生に 聞いてみなさい
1ヶ月の価値を知るには 未熟児を産んだお母さんに 聞いてみなさい
1週間の価値を知るには 週刊誌の編集者に 聞いてみなさい
1時間の価値を知るには 会うのが待ちきれない恋人達に 聞いてみなさい
1分の価値を知るには 電車やバス、飛行機に乗り遅れた人に 聞いてみなさい
1秒の価値を知るには 事故で生き残った人に 聞いてみなさい
千分の1秒の価値を知るには オリンピックで銀メダルを獲った人に 聞いてみなさい
そしていま僕は言いたい。
1ヶ月の早さを知るには 毎月コラムに苦しんでいる雨森に 聞いてみなさい。
と。
あ〜、月末が来るのが怖い(涙)
日本のヒッチコック、どうどう登場!
さて、泣き言を言わずに進めましょう。
今日は変なタイトルがついていますね。
ヒッチコックといえば、やはりなんと言っても“カメオ出演”。
自身が監督を務める映画に、自らがチラッと登場することで有名です。
同じく、自身がつくったものに、自ら登場することが得意な人が、
現代の日本にもいるようです。
はい、僕です。
どういうことかというと、僕は自分が制作を担当したWebサイトで、
自分自身がモデルを務めることが度々あります。
別に出たがりなわけでも、目立ちたがりなわけでもありません。
単純に、モデルを起用するとなると、人選に時間もかかるし、
撮影内容の説明にも時間がかかるし、さらに当然費用もかかるので、
自分自身で問題ないなら、それでいっちゃおうと思うだけ。
今日はその一部を紹介してみましょう。
KALPA
石川県の輪島にあるカフェKALPA様のサイト。
今年の2月に公開した瞬間に、たくさんのデザインギャラリー系サイトで
紹介していただいた、とてもスタイリッシュなサイトです。
サイトを開いてみると……いきなりいる!
あ、こんなところにも!
日本のヒッチコック発見難易度:★☆☆☆☆
株式会社HIKIDASHI
全国的に広がりを見せる「昼スナック」を牽引する存在として、
多くのメディアにも取り上げられている株式会社HIKIDASHI様の企業サイト。
こちらでも……いた!
もういっちょ!
日本のヒッチコック発見難易度:★★☆☆☆
東葛テクノ株式会社
昨年末に公開した千葉県にあるメーカーである東葛テクノ株式会社様の企業サイト。
そのTOPページにも……
それだけでなく……
日本のヒッチコック発見難易度:★★☆☆☆
馬場建築
2年ほど前に公開した馬場建築様の公式サイト。
こちらスタッフの西村が担当した案件で、僕は完全にモデルとして登場しただけ。
ここでも比較的わかりやすく、いますね。
あ、ここにも。
日本のヒッチコック発見難易度:★★☆☆☆
聖心美容クリニック
3年ほど前に公開し、つい先日、新しいコンテンツの追加が完了した聖心美容クリニック様の採用サイトです。
画面の中にほぼ女性しか出てこないこのサイトの中から僕を探し出すのは至難の業。
しかしよ〜く、よ〜く探すと……
いた! て、誰が分かるねん!! さらに同じページに……
日本のヒッチコック発見難易度:★★★★★
まだまだたくさん!
僕がアイタイスという会社をつくる前、フリーランス時代に制作に携わったものも、いくつかあります。
例えばこれはもう10年ほど前に公開した吉祥寺御縁地蔵の公式サイト。
続いては先ほど紹介した東葛テクノ株式会社様がプロデュースするbclas(ビクラス)という商品のブランドサイト。
手タレか!!
「手」だけ出演で言うと、こんなのもあります。
これはディレクションだけをお手伝いしたユナイテッド不動産様の公式サイト。
同じく、一部のディレクションを担当したウスクラ建設株式会社様のリノベーションブランド『ハウスクラス』では、アートディレクターからお願いされてモデル出演。
はい。まあこれくらいにしておきましょう。
そして、主役となりました。
こんなふうにして、ヒッチコックに憧れ……たわけではないのですが、
カメオ出演を続けてきた僕が、この度、主役と言ってもいいレベルで
登場するサイトが、先日、無事に公開されました。
リニューアルのお手伝いをさせていただいたtvkハウジングプラザ横浜様のサイトです。
これに関しては、ターゲットの年代や家族構成などがバッチリ自分だったので、
迷うことなく、自分でいこうと決めました。
今日はこれにつなげるために、過去に登場した例をいろいろと紹介してみた、というのが種明かしです。
このサイト、他にもたくさん出演シーンがあるので、ぜひ探してみてください。
(僕にそんなに興味がある人はいないか……)
もちろんこれから家づくりをする人にとっても有益な情報がたくさんありますよ!
はい、今日はここまで。
最後にすこし小話を。
来年1月にリリースされる木村拓哉さんのセカンドアルバムに
ドラゴンアッシュのボーカルであるKjが楽曲を提供したらしく、
こんなコメントを寄せていました。
おい12歳の俺よ
今青山劇場で観てるミュージカル聖闘士星矢の海皇ポセイドンに30年後に曲書けるぞおおおお
何ぞこの世界線
面白いですね。30年前、12歳のKj少年は、キムタクが出演するミュージカルを観に行っていたんでしょう。
そして僕も同じような経験をしています。
昨年から、かれこれ10年以上に渡って大ファンだった
とあるデザインプロダクトメーカーとお仕事をさせていただいて、
それだけでも幸せなことなのに、
その会社の経営理念までつくらせてもらうこととなりました。
Kjの言葉を借りるなら、何ぞこの世界線。
残り少ない2021年で、もっとも力を注ぎたい案件です。
今日のメルマガにも書いた通り、終わりよければすべてよしなんて言葉があります。
皆さんも、2021年がのちのち振り返った時によかったと思える年になるよう、
あと2ヶ月、頑張りましょう。
ではまた。
Editor’sNote
五反田に小さなオフィスを構えるブランディング&クリエイティブカンパニー、アイタイスの代表です。