社長コラム

【月刊あめのもり】2023年7月「もうちょっと、余韻をたのしみたい。」

雨森武志

雨森 武志

UPDATE 2023.07.31

みなさん、こんにちは。アイタイスの雨森です。先ほど配信されたメルマガにも書きましたが、本日7月31日の12:30からインスタライブ、やります! 下記のアカウントより、是非ご覧になってください!


インスタライブ 12:30〜

と、いきなり告知で始まった今回。このコラムの最後に書いても、たどり着かない方もいると思いますので、先に言っておいた次第であります。

さて、先月末に弊社の5周年記念サイトを公開し、さまざまなところで取り上げていただくことで想像以上にたくさんの方々に見ていただくことができたというのも、メルマガに書いた通り。しつこいようですが、あらためてコチラから。


アイタイス inc. 5th アニバーサリー スペシャルサイト

また先月のコラムでは、この特設ページを簡単におさらいしております。


【月刊あめのもり】2023年6月

今月はもうちょっとこの特設ページの余韻に浸る感じで、余談レベルのものばかりではありますが、公開から1ヶ月が経った今、自分なりに感じるところを書いていきたいと思います。

1:電気グルーヴにあこがれて。

今回の特設サイト、随所に“おふざけ”の要素を入れて、誠実さや格調高さよりも、カジュアルさ、コミカルさに振っているのがポイント。これを僕は「電気グルーヴ的な表現」と読んでいます。

電気グルーヴは、90年代から活躍する日本のテクノバンド。説明しはじめるとキリがないのですが、本当にいろいろな経緯を経て、現在また石野卓球とピエール瀧の2人で活動しています。

僕は若い頃に、ほんの数年ですがクラブミュージック専門の音楽ライターをやっていたこともあり、電気グルーヴのライブで数回、また石野卓球のDJで幾度となく身体を揺らしてきました。

世界的に高い評価を受けるレベルのめちゃめちゃハイセンスな音楽をやりつつ、絶妙にふざけてくるのが彼らの特徴のひとつ。かなり前の曲にはなりますが、代表曲のひとつ「Shangri-La」のPVを貼っておきましょう。

PVの内容については詳しくは語りませんが(そもそも職場では見ない方がいい!?・笑)、“絶妙に”っていうか、完全にふざけてますよね。でも実は曲自体(特にトラック)はめちゃめちゃかっこいい。特に粘っこいベースラインがキレッキレです。

そして今年の11月から行われるツアーのタイトルでもやってくれています。題して『アンと匂いの樹』。ポスターのビジュアルも含めて「ディズニー的な世界観でいくの?」なんてマジメに受け取ると馬鹿を見ます。これ、なんてことはない「アントニオ猪木」のパロディなんですね。「電気があれば、何でも出来る。」というアントニオ猪木の名言を引用してもじったキャッチコピーも最高です。

画像は公式サイトより拝借。

ま、そんな感じで、「めちゃめちゃかっこいいことを、面白く見せる」というのが、電気グルーヴがずっとやってきたことだと思っています。メンバーたちは、どこか照れ屋なのかもしれません。そして僕は表現者としての彼らのスタンスが大好き。その前提があるからか、卓球も瀧も、ライブなどでマジメなステージングをしている姿のかっこよさったら、言葉にはできません。

ちなみに僕は電気グルーヴ、特に石野卓球が好きすぎて、過去のお仕事でも、石野卓球のソロアルバムの中で最高傑作とも称される『BERLIN TRAX』のジャケットのオマージュ的な表現(っていうか、パクリ??・笑)をしたこともあります。

こちら、誉れ高き名盤『BERLIN TRAX』のジャケット。

こちら、我々がつくったポスター。まあ……パクってますよね。

ということで、今回の特設ページも、ずっと憧れていた電気グルーヴ的な表現ができたという点においても、満足がいくものでした。

2:山嵐にあこがれて。

次も若い頃に憧れたミュージシャンに関する話。

もしかしたら電気グルーヴと比べて知名度は落ちるかもしれませんが、僕が高校時代にのめり込んだ山嵐(やまあらし)というバンドがあります。詳しい説明は省略しますが、スタッフページにある「雨森武志をつくった9枚」にもノミネートされていますね。

上段の真ん中が山嵐のファーストアルバム『山嵐』です。


スタッフページ

その山嵐が今回の特設ページとどう関係あるのか、という話ですが、今回の「from CEO」というコンテンツでのメッセージや、壮大なラブレターのような内容になった4ヶ月前のコラム、また日々のSNSでの発信などで、僕は年甲斐もなく、そしてまったく照れることなく、家族そして妻への愛を公言してきました。実はその理由が、実は先述の山嵐のセカンド・アルバム『未体験ゾーン』のジャケット(というか歌詞カードっていうのかな? ブックレット??)にあるんです。

こちらが「from CEO」で書いた家族に対するメッセージ。これでもまだ味が薄い方。

『未体験ゾーン』のCD自体(ちなみに僕はアナログ版も持っていました)、どこかに行ってしまって手元にないし、画像検索しても出てこなかったので、ここで皆さんに見せられるものがは何もないのですが、僕はよく覚えています。

そのブックレットには、歌詞カードに続いて、1ページずつメンバーのページがあり、5人それぞれが自由にメッセージを書いていました。そのほとんどが作品に込めた思いや関係する人たちへの感謝の念だったと記憶しています。

その中で、どちらかのボーカル(山嵐には2人ボーカルがいます。どうしてもどっちだったから思い出せない。すいません)が、“スペシャルサンクス”として、お世話になったバンドや関係者をズラッと書いて、その最後に「彼女」と書いていました。たしか当時、浪人生だった僕には、その事実がもうめちゃめちゃかっこよく思えたんですね。

というのも、世の中的な認知度はともかく、僕からしたら山嵐のボーカルなんて、超スーパースターです。なんとなく勝手に“酒池肉林の世界”にいるというか、たくさんのきれいな女性を抱えて、派手な私生活を送っていると想像していたんだと思います。バカっぽい発想ですが、僕もまだ若かったので。

そんな中、渾身のアルバムのブックレットのスペシャルサンクスの欄に、硬派にも「彼女」と書いていた(どちらかの)ボーカル。その姿勢に若き僕は「かっこいー!!」と感じたと同時に「その彼女は嬉しいだろうし、誇らしいだろうな〜」と強く感じ、できれば自分の彼女にも同じ感覚を味わってほしいと思って、自分がCDを出す時が来れば(僕はミュージシャンを目指していました)絶対に同じことをやってやる! と心に誓ったわけです。

そこから月日は流れ、「ミュージシャンとして成功する」という夢はあっさりと破れて現在に至っているのですが、いろいろな場所で自分の思いを発信できる時代になったので、あの時の誓いを果たすべく、僕はこのように妻・子どもへの愛を叫びまくっている、ということをここに残しておきましょう(誰得!)

3:すこしの後悔。

このページを後から見ていて「ここ、こうしておけばよかった!」とすこし後悔している部分がひとつあります。それは『ライバルたちの歴史』という、これまたちょっとだけおふざけのコンテンツの部分。

イラストレーターの別府麻衣さんにお願いして、8つのイラストを書き起こしてもらい、歴史上の偉人や、有名人たちを勝手に僕のライバルと見立てて、それぞれのデビュー5周年を紹介するという、企画としてはなかなかいいものが出来上がりました。

たとえばダウンタウンの松ちゃんだとこんな感じ。

しかし何かのタイミングで「このイラストにも、赤鼻をつけるべきだった!」と思いついたんです。しかしもちろん公開後だったので、時すでに遅し。

それをやっていれば、「すべて過去の流用ではなく、このページ用に揃えられた素材なんだ」ということが、より明確になって、全体の統一感も出たんですけどね。惜しかった!! 

4:合成は誰だ!

続いては、その赤い鼻の話。改めて簡単に説明すると、ページに登場してもらった皆さんに、アイタイスのロゴを模して、ピエロの仮装用に使う赤い鼻につけてもらったわけです。しかしあのページの中に、赤い鼻を合成している方もいるというのは前回のコラムでもお伝えした通り。

改めて、何人いるか、クイズを出してみます。ではいったん5周年記念サイトをもう一度見て探してみてください。5秒後に僕が答えを言いますよ。


改めて、アイタイス inc. 5th アニバーサリー スペシャルサイト

カウントダウン、いきます。

1……

2……

3……

4……

……では答えです。正解は「4」

具体的に見てみると、ファーストビューのところにまず3名。というか、1人と2匹。そう、つまりは僕の息子(3歳の彼はまだ鼻が小さすぎて、何度ためしても、赤鼻が落ちてしまった)と、2匹の猫(さすがにつけられなかった)です。

おわかりいただけただろうか……。

そしてあとひとつは、「VOICE」というコンテンツ内。僕が尊敬してやまない経営者、アッシュコンセプトの名児耶さんです。こちらは時間の関係などで、合成することとなりました。

皆さん、分かりましたか!?

5:なんで、そのタイミング??

最後はこちら。

コラムの冒頭やメルマガにも書いた通り、このページ、普段のクライアントワークと同じく、たくさんのデザインギャラリーサイトにピックアップしていただきました。すべてを拾えているわけではないと思いますが、例えば……

上記のサイトでは、ファーストビューをキャプチャして紹介してくださっております。まあ通常のやり方ですよね。ですが……


S5-Styleさま


cms designさま


BRIK GALLERYさま

僕がいま確認しているところでいくと、この3つのサイトに関しては、なぜか僕の顔がドバっと出てくるオープニングムービーをキャプチャにとっていて、「あれ? 普通、そこじゃなくね?」と思うと同時に「え? もしかして、いじられてる?」とすら思いました(笑)

あ、でも、もちろんぜんぜん苦情とかクレームではないので、誤解のなきよう! 

ここ数年は、サイトを公開するたびに、デザインギャラリーで紹介されるかを割りと気にしています。やっぱり同業者に評価されるのが嬉しいし、何よりPVがグッと上がるので、クライアントへの貢献にもつながります。

ただし今回は自社のサイトなので、正直に言うと、「どうかな……」「難しいかな……」と思っていました。でも蓋を開けてみると、たくさん紹介していただけたので、本当に嬉しい限りです。各サイトの管理人の皆さん、今後とも何卒よろしくお願いします。

はい。今日はここまで。

はい、ありがとうございます。

2ヶ月連続で同じトピックになったのは、それくらいこのページに思い入れがあるから……っていうよりは、時間がなくて(また公開日当日の朝方にコラム原稿を書いています)ネタを探せなかったっていう、いつもの理由です。って、そんなんバレてるわ! って感じですよね。情けない限りです。

何はともあれ、今回の周年サイトは大成功! ということでいいでしょう。

同じように周年を迎えようとしている企業の方々、スペシャルサイトに興味があれば、いつでもお声がけください。

ではまた。

Editor’sNote

雨森武志

雨森 武志

五反田に小さなオフィスを構えるブランディング&クリエイティブカンパニー、アイタイスの代表です。

King&Prince 5周年の軌跡

2,080(税込)

レビュー

ジャニーさんが生涯最後にデビューさせた「King&Prince」。グループとしての使命とは? 2020年6月5日に結成5周年を迎える「King&Prince」は、今は亡きジャニーさんが手がけた最後のグループとして世間から注目を集め、2年連続「NHK紅白歌合戦」に出場し、ポスト「嵐」としても人気のグループ。何かも順風満帆かと思いきや、デビューまでの道のりには、2つのグループとしてのバトル時代や、メンバー内の葛藤がありました。そんな「King&Prince」の結成秘話、ジャニーさんや先輩ジャニーズとの絆、華やかなステージングからプライベートタイムまで、キンプリファンや業界内外の声を集めまとめます。