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【月刊ニシ】2020年3月「卒業」

西村優祐

西村 勇祐

UPDATE 2020.03.26

こんにちは。アイタイスの西村です。
フリーテーマで、気ままに書いていく本連載。今回は、3月の出来事を振り返ってみたいと思います。

約70人

卒業シーズンの3月。僕も1つの区切りを迎えました。それが、2年間つとめた専門学校の講師です。

1年目に約20人、2年目には約50人ほどの学生に、読者に伝わる文章の書き方や、写真の撮り方などを教えてきました。

小学校から専門学校を卒業するまで、学校が大嫌いだった僕が、一回りも下の若者たちに「先生」なんて呼ばれる日が来るなんて、人生なにがあるかわかりませんね(笑)

毎週水曜日。このたった1日に、1週間のエネルギーの6割はつかっていました。授業中は、ものすごくしゃべります。しかも、ちょっとイカれてるレベルのハイテンションで。学生たちに少しでも興味をもってもらいたい、この時間を少しでも楽しいものにしてあげたいという気持ちからだったと思います。終わったときには、声はガラガラ、お腹もペコペコです。

学生から花束をもらったこともありました。こういうの、本当に嬉しいものなんですよ。

すべてを終えた今、ちょっとだけ不思議な気持ちになっています。あんなに嫌っていた学校を、大人になった自分が一番楽しんでいたんです。若者に負けじと若づくりをして、ちょっとボケたり、オーバーリアクションをしたり。見た目だって、いっそう意識しました。ダサいとか、おじさんっぽいとか、思われたくないから(笑)

学生たちと相対する「楽しさ」と同居していた気持ちが「不安」です。自分が若かったとき、授業をしている先生が、そんな思いを抱えていたなんて、考えたこともありませんでしたね。学生たちを目の前にした瞬間に、妙な責任感が芽生えるんです。

「僕が、この学生たちのために、何かしてあげないと」と、強く思ってしまいます。

五反田までの帰り道は、「これ、学生のためになってるのか?」「これで学生たちは就職できるのか?」って、無責任な責任を勝手に背負っていました。
結局、それは2年間、抱えることになるのですが、答えはでません。と言いますか、一介の講師に、そんな力があると思っている方がおこがましいこと。学校が嫌いでも、先生という立場の人を無視しても、僕の人生は破綻しないわけですし。

ただ、ひとつ、真理をみたとすれば、「勉強はしたほうがいい」ってことですかね。教え子たちの、未来が幸せなものであることを祈っています。

自社サイトの動画を撮りました。

3月のトピックスをもうひとつ。
自社サイトに使用するコンセプトムービーを撮りました。アイタイスのサイトに使われている写真はすべて撮り下ろしなのですが、動画も自分たちでつくることになり、少しずつ準備を進めていたんです。

動画の撮り方とか、意識したことは、別のコンテンツにまとめるとして、今回は『アイタイス的 がんばった大賞』と題して、未公開カットをご紹介しましょう。実際に使われているのは2秒〜3秒でも、その前後に1分近くカメラを回しているものもあるんですよ! 動画って大変。でも、もう編集が終わったからスッキリした気持ちでお送りします。

では、まずは社長のこんな姿から……。

この場面、使われているのは、2カットなのですが、実はいろんなパターンを撮影させてもらっていました。
幸い暖かい日だったのですが、それでも3月。半袖半ズボンのオーダーも快く引き受けていただき、ありがとうございました!

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つづいては、こちら。

他の記事でも何度も言及されていますが、社長はお菓子のラムネが大好きです。
この業者サイズのラムネも、撮影用に用意したわけではありません。いつも、これを買っています。
春日井製菓さん、日本でラムネの個人消費が一番多いのは、おそらく弊社の社長です。
ぜひ、タイアップをご検討ください。
この封を開けるシーンを撮るときも、「ニシ、ラムネが食べたすぎるから、先に撮影して」と言われました。

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お次は、僕の動画から。

自転車に乗って通勤するシーンです。
僕は、どのあたりを本編で使うか分かっているので、その部分以外では、一番ふざけていたと思います。

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そして、これ。僕の場合、撮影日以外で撮ったものは、自分でカメラを回して、自分で止めてます。

ガチンコの寝起きですね。よく眠気に打ち勝って撮影したと思います。
自分に、よく頑張ったと言いたい。ちなみに、このTシャツはいただきもので、お気に入りです。お休みの日によく着ています。

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最後は、秘蔵映像で締めましょう。
雨森がラムネを食べ、田村さんがお酒を飲み、僕がカラオケをしている、というそれぞれの“OFF”のシーン。
当初の予定では、西村はラーメンを食べているはずだったんですよ。
でも、狭い空間で撮ったものだと使えなかったので、急遽、カラオケにしました。
音量注意でご覧ください!

とにかく、必死に歌うと心に決めています
「ちょっと元気でないな」とか、「ちょっと嫌なことがあって……」というときは、1時間1万円で出張しますので、お気軽にお声がけください。
ただただ、西村が全力で歌います。
記事のタイトルが「卒業」だから、尾崎を歌っておけばよかったですね……。

さて、いろいろな動画をアップしてお茶を濁したところで、今月は終わりにします。
また来月の月刊ニシをお楽しみに!!